【窪田理容美容専門学校】人から感謝され、定年なく業界で活躍する人材を育てる！

国家資格＋多彩な学びで
「好きを仕事にする」KUBO×RiBiの教育力

1950年開校の窪田理容美容専門学校は、理容師や美容師はもちろん、メイク・エステ・ネイル・まつエク・着付けなど、「美」に関する幅広い資格取得を目指せる学校だ。

「この業界の魅力は人に感謝されながら生涯を通して働けること」と、中村雅江校長は語る。そのためにはただ資格を取るだけではなく、専門学校在学中にいかに多くのことを学ぶかが重要だという。70年以上の歴史を誇る、KUBO×RiBiの学びの特色について、中村校長にお話を聞いた。

中村 雅江　校長

お客さまのニーズに応えて＋αのサービスを提供する

―最近の理容・美容業界の注目トピックや求められる人材像に変化はありますか？

コロナ禍で一時的に美容院・理容院などのお店への来客頻度が減った時期ももちろんありましたが、例えば、マスク生活で目元を美しくしたいというニーズからまつエクサロンが繁盛しています。ほかにも男性の美に対する意識の変化によって脱毛サロンの利用が増えるなど、新たなニーズが生まれている印象です。

また、お客さまのニーズの幅が広がっている分、通常のサービス＋αのメニューをどこまで提案できるかが課題になっています。理容師であっても、ヘアカットだけでなくネイルやメイクアップもできればより重宝される。お店にとっては客単価を上げられる利点があり、お客さまにしてもひとつのサロンで複数の要望を叶えられるのは効率的で楽です。

理容師や美容師の国家資格を持ち、付加価値としてメイクやエステティックといったトータルビューティーを提供できる人材が今後ますます求められていくと思います。

―理容・美容業界で活躍するために、窪田理容美容専門学校ではどのような学びを展開していますか。

まず専門学校のミッションは、学生が定年に関係なく自分が働きたいと思う限り仕事を続けていけるように、必要なベースを形成することだと思っています。

理容・美容業界で働く最大の魅力は、人に感謝されながら生涯を通して働けること。自分を求めてくれるお客さまに囲まれて仕事ができる夢のある職業ですが、時代や生活環境の変化に応じて仕事を長く続けていくためには、しっかりとした土台と可能性を広げるためのより多くの引き出しが必要です。

そのために本校では、第一に理容師や美容師の国家資格取得を重視し、サポートを手厚く行っています。その上で、ヘアカットだけでなく30種類以上のメイクや、ネイル、エステ、着付けなど、美に関するあらゆる技術や知識を修得し、トータルビューティーを提供できる人材を育てています。

3年間で理容師と美容師の国家資格を
両方取得できる「ダブルライセンスコース」

平成30年に制度改正が行われ、理容師・美容師のどちらかを取得している場合はもう一方の資格を1年で取得可能となりました。

本校ではこの制度を活かし、学生たちが幅広いステージで活躍できるよう、3年間で理容師と美容師、両方の資格を取得する「テクニカルスタイリスト科ダブルライセンスコース」を用意しています。

理容学科や美容学科にプラス1年、学びを加えることで、カット技術や美的な感性を磨くだけでなく、理容師にしか行えないシェービングや美容師にしかできないまつエクの施術などを両方できるようになります。お客さまの幅広いニーズに応えることができるスキルは強い武器になり、将来の選択肢も広がるはずです。

ネイリストに美容師資格は必要？その答えに
〝学びながら気づく〞「トータルビューティシャン科」

―2023年4月に新設された「トータルビューティシャン科」ではどのような学び方をするのでしょうか？

トータルビューティシャン科では、メイクやネイル、エステに関する資格検定の取得を目指します。

高校生の中には、メイクやネイルだけを学びたいから、理美容の国家資格には興味がないという方もいます。そうした方に向けてメイクやネイルを徹底的に学んでもらうカリキュラムを用意していますが、実はこの科の真の狙いは、美容師という国家資格にも興味を持ってもらうことにあるのです。

というのも、「美」は総合的なものなので、メイク・ネイルとヘアなどは強く関連します。例えば、ネイリストとまつエクをするアイリスト（美容師国家資格が必要）は業種としても近い領域にありますし、この両方を取り扱えるほうが収入も大きく上がります。

ネイリストとして働く過程で収入の安定を図るために美容師の国家資格を取り直す方もいますが、学生時代にまとめて学ぶほうが明らかに効率的です。

まずは学生たちに「入口」として大好きなメイクやネイルなどを学んでもらい、少しずつ美容師資格の必要性を理解してもらう。「ゴール」は、トータルビューティーの知識を身につけ、業界で長く働き続けられる人材を輩出することです。70年以上、蓄積した教育ノウハウがある本校だからこそ、国家資格の重要性を高校生に伝えていきたいと思っています。

本校には美容師の国家資格取得を目指す通信課程があり、半年に1回（4月と10月）の頻度で、通信課程美容学科で併修できる機会を用意しています。学生の興味に柔軟に対応しながら、将来を保証する学びを提供していきたいと思っています。

―最後に、高校生や保護者へのメッセージをお願いいたします。

美容業界で働くうえで大事なのは「感じのいい人柄であること」。高校生の時から誰に対しても「感じのいい人」であってほしいと思います。

また、美に対する興味を持ち続けることは大前提として、その「本気」の思いを相手に伝わるように表に出すことも大事です。この業界は最終的には指名によって仕事を手にすることになるので、自分の強みをしっかりアピールしながら競争に勝ち残ってほしいです。お客さまは十人十色なので、必ず自分を支持してくれる方と出会えると思います。

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