緊急支援!推薦入試出願者を対象とする20万円の減免制度(武蔵野調理師専門学校・武蔵野栄養専門学校・専門学校武蔵野ファッションカレッジ)

こんにちは編集長タクです。9月に入り、いよいよ志望校選びも第4コーナーに差し掛かりました。専門学校のAO入試も神奈川・埼玉は8月に出願が始まっており、東京も出願開始です(千葉は10月)。推薦入試は10月からなのでこちらもあとひと月となりました。

本稿では、推薦入試で新しい制度を開始する、武蔵野調理師専門学校、武蔵野栄養専門学校、専門学校武蔵野ファッションカレッジを運営する、学校法人後藤学園の「新型コロナウィルス特別減免制度」についてご紹介したいと思います。

*公式HPのニュースページ

 

推薦入試(指定校推薦・高等学校推薦・自己推薦)の出願者を対象に入学金に相当する20万円を減免

この「新型コロナウィルス特別減免制度」は、学校法人後藤学園が運営する、武蔵野調理師専門学校、武蔵野栄養専門学校、専門学校武蔵野ファッションカレッジの3校を推薦入試で出願する受験生を対象に、入学金に相当する20万円を免除する制度です。

コロナ禍は経済にも影響を及ぼしており、学費の捻出にご苦労をされている家庭が増加傾向にあることなどを考えると、受験生にとって非常にありがたい制度と言えるでしょう。

私がこの制度を取り上げた理由は、金額面のメリットだけではなく、学校法人後藤学園の募集に対する考え方に深く共鳴したからなのです。

考える時間をくれて、なおかつ金銭的な優遇もある点が素晴らしい

同学園の広報担当者に取材をしたところ、この制度を設立した背景として、今年の3月~6月頃までコロナ禍の影響で専門学校の説明会がほぼ中止されて、受験生の情報収集が遅れてしまっていることや、コロナ禍による経済状況の悪化への配慮が大きいそうです。

AO入試は例年、6月からエントリー開始となるので、今年の場合は充分に志望校を検討する時間が取れない可能性があります。一方、推薦入試であれば、10月まで志望校を考えるゆとりが生まれます。そのような思いから、同学園では「秋までしっかり志望校を調べてから受験しても減免が受けられます」というメッセージを、同制度を通じて受験生に発信したいとのことです。

私はまず、受験生の立場になって考えてみた時に、秋まで考える時間をくれてなおかつ、学費減免が受けられるというのはとてもメリットが大きい制度だと思います。

一般的にはこの後藤学園の制度とは逆に、早期に(AO入試など)出願する人に対して入学金を割り引くなどの優遇を行う学校が多いのです。これだと、受験生は考えをまとめる前に金銭面だけで判断をしてしまう恐れもあります。この点が今年に関しては気がかりです。

対してこちらは、ライバル校にAOで先に学生を取られるリスクもあるだろうに、受験生に時間をかけてしっかりと志望を深めてほしい。という思いが強く伝わってきます。

また、武蔵野調理師専門学校と武蔵野栄養専門学校は、以前に取材をした際に設備の良さもそうですが、カリキュラムがとても緻密で非常にまじめな学校という印象を受けました。このような学校だからできる、受験生思いの制度と言えるでしょう。

ご興味のある方はぜひ詳しく確認してください。(あわせて学校見学もしてください!)